機動戦士ガンダムSEED Re: (1) (カドカワコミックス・エース)

著者 :
制作 : 矢立肇  富野由悠季 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年9月24日発売)
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本棚登録 : 68
感想 : 5
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すでに終わった作品のコミカライズなんですが、これを買う人は大体、アニメなり他の作品を見たことがある人だと思うので、少し物足りなさを感じました。

年表で発表されているオペレーションウロボロス(Nジャマーの散布)の発動についてや血のバレンタインについても書かれていて、この導入部分はよかったのですが、肝心の本編で唐突な場面の切り替わりがあって……全部を描いてなどいられないとは思いますが、ここをカットしてもいいの? という場面がいくつかあり、そこが気になりました。

それから、カリダママの「アスランくんのお母さんが」というキラに向けての台詞がありましたが、それを入れてしまうと、ヘリオポリスでジャスティスとストライクが二度目に刃を交わらせたときに、アスランがキラに放った「血のバレンタインで母も死んだ…」という台詞に驚愕するキラというのがアニメではありましたが、あの設定はなくす気なんでしょうか…。

せっかくこの時期にコミカライズし、脚本家の両澤さんも携わっているのだから、矛盾とかをなくして、もう少し新しいものを見せて欲しかったというのが本音です。

期待していた分の引いて☆2つです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2012年10月17日
読了日 : 2012年10月16日
本棚登録日 : 2012年10月17日

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