へんてこな人間がへんてこな事を言う、ああそういう話なのかと思わせて、足をすくうようなオチで待ち構えている。さらに、絵の傾きや歪みで不安さが、見た目は無邪気さのありげな人物の絵で安心感があって、妙な感覚を味わえる。
小冊子の漫画は、サブカルチャーをさもありがたがる態度に対するニヒリズムと創造という行為の孤独さを表しているのかなと感じた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年11月3日
- 読了日 : 2011年11月2日
- 本棚登録日 : 2011年9月4日
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