脳と生きる 不合理な〈私〉とゆたかな未来のための思考法 (河出新書)

  • 河出書房新社 (2022年5月21日発売)
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 14
感想 : 1
3

脳科学の研究者の著者が、現実科学にたどり着いた過程をまとめた本です。が、正直完全には理解できませんでした。
Substitutional Realityの技術を使って、脳の機能を研究してきた著者の研究内容の部分は、以前も別の本で読んだことがあり、非常に興味深く、体験してみたいと思いました。そこから、なぜ前半のブレインくんの件につながるのかがよく分かりません。参考にはなるのですが、心理学ノウハウ本のような内容で、比較的ありふれたものにも思えます。Substitutional Realityの研究から、現実が曖昧であるという境地に至り、現実を科学するという流れはなんとなく分かりましたが、現実科学の内容については、理解が追いつきませんでした。10年後には分かるようになるのかもしれません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年6月11日
読了日 : 2022年6月11日
本棚登録日 : 2022年6月11日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする