10代にしておきたい17のこと (だいわ文庫)

著者 :
  • 大和書房 (2010年12月10日発売)
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★読む目的 !
10代のバイトに説教するため!?

★INPUT  
・属するグループ
人は自分が属するグループに強く影響されるので、自分がどこに属したいのかを問う。自分と違うグループには逆に属せない。(例)年収500万のサラリーマンの集まりには、年収3億の人は混ざれない。女子高生のグループにおっさんは属せないなど。

・感謝の法則
たくさん感謝をして、たくさん人を豊かにした人には、同じくらいの感謝と豊かさが返ってくる。人生を楽しく生きるコツは『あなたが受け取りたいもの』を他人に与えるだけ。  
 
・成功の秘訣は行動に移すこと  
何かをやろうとするとき、ほとんどの人は何も考えない。『ちょっと考えた人』だけが群を抜いて成功できる。それができる人は、人口の5%しかいない。これは100年前でも変わらない。 

・90%の大人は迷いながら生きている
仕事、お金、恋愛、子育てなど、やることはいっぱい。でも、そのどれもがうまくいかないのが普通の大人。大抵の大人は目の前のことをやり過ごしているだけ。嫌なことがあっても、やめれないのが現実。そうなりたくなければ、人生で何をやりたいのか明確にすること。  
 
・幸せな大人の条件
①自分の好きなことをやって、毎日を生きていること
②人間関係が良好であること
③自分が誰かわかっていること     

★ウガンダの感想  
 『俺が10代の頃はな~』と意気揚々と、職場にいる10代のバイトに諭そうかと思いましたが、この本読んでやめました!別に大した経験もありませんし(笑)。なにより30代の自分が読んでみると、どちらかと言うとダメな大人に属してるなぁ~と実感したからです(笑)! この本はぶっちゃけ10代のころに読みたかったですな~!

★一言で言うなら  
『10代の視点で今の自分を客観視してみる!』

★OUTPUT  
・悩まず直感で決める
悩んで時間を浪費するよりも、さっさと決めて前に進むと、うまくいくことが多い。そして一度選んだら、積極的にその道でベストを尽くすことが大事。  
 
・自分の好き嫌いをはっきりさせる
90%の大人が迷っているのは、自分は何者で、何が好きでまた何をしたいのか、何が嫌いで何をしたくないのかが、わからないから。幸せの原則は、好きなものに囲まれ、好きなことをすること。好きなことをやれば、明るく情熱的になり自然と輝く。  
 
・常に感性を磨く
大人になると何事にも動じなくなる。それは感情が鈍化している証拠。大人になるにつれ、人や物に対し無関心になり、何も感じなくなる。また、経験を重ねることで、喜びや悲しみなどの感覚がどんどん薄れ、新鮮味・感動を感じなくなる。意識しなければ、90%の確率で無関心、無感覚、無感動な大人になる。  
 
・幸せな人生に必要な12科目を学ぶ
健康、人間関係、心理学、発想法、時間管理、人脈術、金銭管理、ビジネス、目標達成術、速読術、情報処理術は、学校で教えてくれないので自ら学ぶこと。また、誰から学ぶかも重要。一流の人から、対話形式で学ぶ(一番心に残るから)。

・お金とビジネスについて考える
素晴らしい人生を送りたいなら、お金とビジネスは避けて通れないテーマ。今の世の中はお金をベースに回っているから。報酬は提供できるサービスの質と量で決まる。経済的自由を得るには、利益が出るビジネスを所有するか、投資すること。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本田 健さん 
感想投稿日 : 2012年6月18日
読了日 : 2012年6月18日
本棚登録日 : 2012年6月18日

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