図書館で何気なく手に取り、読み始めてすぐに手元に置いておきたいと思い、即購入した一冊。
人のお家や間取りに興味津々な男の子、道生(みちお)くんが地域に住む老若男女さまざまな住民と交流して、お家を見せてもらうお話。
お家の作りやこだわりを通じて生まれた道生くんの子どもらしい疑問や会話から、住人がなんとなく抱いていた“もやん”とした気持ちが徐々にクリアになっていく様子がとても心地いい。そして、道生くんにももれなく“もやん”としていたものがあって…
一つの物語につき一軒、という流れだけど一冊を通してストーリーになっている。最後の一コマもよかった。
彼の行動力とお母さんの陰ながらの応援が微笑ましい。
私も他所様のお家の外観から間取りを想像することが好きなので、とても楽しく読めた。
道生くん、自分が小学生の時に出会いたかったな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年4月6日
- 読了日 : 2024年3月16日
- 本棚登録日 : 2024年4月6日
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