建国以降のギリシャの歴史をたどる。
ギリシャ史については全くの素人であったが、
読みやすくわかりやすい内容で、
かつ非常に興味深く読むことができた。
明確なビジョン無きまま、お膳立てされた独立では、
国家運営はうまくいかないのはどこの国でも同じだが、
偉大すぎる過去故にナショナリズムの拠り所を求めて
迷走する姿はギリシャ特有の姿であると感じた。
また、ヴェニゼロスについては評伝などあれば触れてみたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
近-現代史
- 感想投稿日 : 2014年7月20日
- 読了日 : 2014年7月14日
- 本棚登録日 : 2014年7月14日
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