上巻では第二次世界大戦後、CIAの起こりから
ベトナム戦争にアメリカが強く介入し始めるトンキン湾事件までを描く。
CIAによる諜報活動が機能せず、
謀略のみが先行していたというのが一貫した主張。
他の冷戦関連の書籍でも感じていたことだが
アメリカのソ連に対する情報不足の原因を垣間見たように思う。
ピッグス湾事件の背景からキューバ危機にいたるまでの流れが
分かりやすく、興味深かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
近-現代史
- 感想投稿日 : 2013年1月8日
- 読了日 : 2013年1月8日
- 本棚登録日 : 2012年12月26日
みんなの感想をみる