初読。ホークアイ中尉が、エドという少年を目の前にして過去やこれからの展望を話したことで、とても大人に見える。そしてメイとランファンに、殺し合わないで欲しいと言うノックスの背中は寂しそうだった。彼女ら従軍し(てい)た者達は既に十分自覚していたが、彼女らがイシュヴァールで行った事は決して褒められるものではない。それでも過去に縛られて動かないのではなく、先を見据えて行動する大人の人たち。これが良いことなのか悪いことなのかはわからない。それでも、次の時代を生きる人々には幸せになって欲しいと願いながら今を戦い、生きる姿は素晴らしいと思う。この姿勢が大きな目的を達成するためには不可欠であり、ひいては物語を厚いものにする要素であると考えられる。
エドは大佐と520センズの約束を交わす。一巻ごとに約束してるな兄さん。
シン国の仕えの者たちは一旦離脱。キンブリーさん出所。どう物語に絡んでくるか楽しみ。エドとアルはメイを追いブリッグズへ行く。オリヴィエ少将初登場。様をつけて呼びたくなる。スロウスも実体が初登場。強そうだけれども最後まで立ちはだかるキャラには見えない。スカーとキンブリーの戦闘は決着つかず。キャラが北のその先に集結し始める。次巻も楽しみ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年2月13日
- 読了日 : 2019年2月13日
- 本棚登録日 : 2019年2月13日
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