前巻から間があいたので、ちょっと忘れそうでしたけど、そうそう、アナスタシアのお話でした。キルフ帝国をひっかきまわす黒幕のアルトールが登場し、レティを拘束しちゃいますが、そのアルトールの中には別の人物が・・・。
国が変わって、レティの騎士王の話から離れたかな?って思ったら、ちゃんとつながってて、今回カールハインツ王のイラストもあったのはうれしかったかも。一度、各王様のイラストと系譜も欲しいなあって思いました。
(サイトとかに置いてくれないだろうか)
レティか捕らわれて、デュークとアストリッドが救出になりましたけど、デュークの考えがレティっぽくなってて驚き。成長したんですね。
あんまり甘い感じがないこのシリーズですけど、最後にちゃんと入れておいてくれました。狸寝入りしているレティの元でデュークが言った言葉に、「デュークのことを考えないようにしていた」レティがデュークのことばかり考えてます。
自制しているデュークが、レティの様子を別のことを考えてるっていう風に勘違いして先に進まない感じはしますが、ここはノーザルツ公にレティの様子に気付いてもらって、デュークにちょっかいかけたり、レティに言いよってもらったりして、当て馬ぶりを発揮して欲しいなぁって思います。どうしてもアストリッドでは当て馬にならないし。。。
キルフ帝国の話は一段落したし、次巻はちょっとそっち方面にすすんでもらったらうれしいかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビーズログ文庫
- 感想投稿日 : 2013年9月21日
- 読了日 : 2013年9月21日
- 本棚登録日 : 2013年9月5日
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