桃源の薬 金雲の彼方 覇王の夢(後) (桃源の薬シリーズ) (コバルト文庫)

著者 :
  • 集英社 (2006年9月1日発売)
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本棚登録 : 63
感想 : 6
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前巻の続編です。東株国の皇帝の話が完結します。
シロのケガを治すため、前巻の最後に出てきた、怪しげな虎っぽい顔の男、赤天爵の嫁になってしまった凛花。(すぐに三行半をもらっちゃいましたけど・・)

前巻で李圃に毒矢を射られたあと、天界に向かったインシェンは、天帝と水徳星君に捕らえられてしまいますが、凛花が持つ水玉環のおかげで、逃げ出すことができました。再開できたインシェンは、凛花を抱きしめ、何度も口づけ・・・。
やっと、ラブがでてきました~!

最後にも、いつもクールなインシェンが、赤天爵にやきもちをやいてたりしてて、ちょっとかわいかったです。

東株国の皇帝のお話は、綬王のクーデターは失敗し、処刑かと思ったら、仙骨があるとかで、翠龍山の翠風真君のところに預けられましたんで、今後もおそらく出てくることでしょう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コバルト文庫
感想投稿日 : 2011年1月8日
読了日 : 2010年8月17日
本棚登録日 : 2010年8月17日

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