横柄巫女と宰相陛下 楽園の塔 (小学館ルルル文庫 あ 2-6)

著者 :
  • 小学館 (2010年3月26日発売)
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本棚登録 : 49
感想 : 5
3

シリーズ6巻目から、6ヶ月連続刊行とのこと。
あと6冊続くってのは、六郷が全員出てくるのかな?

さて、今回のお話は、ノトはキーカ神殿、カノンはメダスと別々の場所に向かったはずですが、途中からはやっぱり一緒の行動となります。

4巻、5巻でお互いに相手への恋心を自覚したカノンとノトですが、ノトは、「聖剣の巫女」の立場を取り、カノンへの恋心を以前のただの好きに戻したいと、「恋じゃなくなれ」って言い聞かせてます。
一方カノンは、自分では気付いてないみたいだけど、端から見たら、ノトに対してラブラブな気持ちが結構出てきてるような?

ただ、すっごい素の状態でカノンがノトのベッドに入ってきてましたけど、普通好きな子のベッドに入ってくるなら、もっとドキドキしそうなものでは?なんて。
まあ、非常事態ではありましたけど、カノン、クールすぎです。

今回、藍の民であるオディルが誘拐されたメダスの事件は、珍しく結構早めに展開が読めてましたけど、オディルとヒロクももしかして?って思う場面もありました。
キルテとレノウ、ローロとスライ・・・。
あれ?いつの間にかカップルだらけになってませんか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ルルル文庫
感想投稿日 : 2011年1月8日
読了日 : 2010年9月2日
本棚登録日 : 2010年9月2日

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