主な語り手である彼と同様、ドイツで庶民の味として人気があるらしいカレーソーセージを最初に作ったのはだれか?に、興味津々ながらも、第二次世界大戦終了間近のドイツの、知り得もしなかった市民の暮らしや、もちろん、彼女の物語に惹きこまれる。
さり気なく語り手が代わるのだけど、あまりの自然さに気付いたときに驚かされる。
「偶然」とはなんだろうか。
この本を手に取ったのも偶然なのだけど。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
外国文学-他
- 感想投稿日 : 2011年12月11日
- 読了日 : 2011年12月11日
- 本棚登録日 : 2011年11月21日
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