遂に僕の大好きな終君が龍になりました。
白に金の龍ですってよ! かっこいい!!(こら)
どちらかというと、終君の場合は終君の考えなしの行動が命取りになっている場合が多いので、あまりかっこのいいことは言えないのですが。
とりあえず、ヒキガエルに捕まったり、米軍のヘリに捕まったり、大忙し。
あいつもこいつもどいつも終君の所有権を主張するけれど、当然ながら終君は誰のものでもないので、何とか逃げ出そうとするけど、逃げ出しては捕まり、逃げ出しては捕まる。
最後には、戦車を奪って追いかけてきた3人+茉莉ちゃんが来てめでたしめでたしだったんですが、この人の文章を読むたびに「左の人だよなー……」と思ってしまいます。
別に左が悪いとは思ってもいないし、自分もどちらかというと左側だから、だからこそ面白い! というのもあると思うんですけど。
でも戦車のくだりとか、この人の作り話なのかはたまた本当にそうなのか……ちょっと調べてみたい部分もあるけど、そこで調べてしまったら「知らないほうがよかった」ってなりそうだけど、それだけ知らないフリをしていることがどれだけ今の日本社会を悪くしているのか……って考えたらなんともいえないですね……
まあ、ちょっと前の社会的問題をきっちり取り込みつつ、その問題を含む国を龍で壊して回るめちゃくちゃな設定の話ですけど、自分に左の要素があれば面白いと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(日本)
- 感想投稿日 : 2013年8月16日
- 読了日 : 2013年8月8日
- 本棚登録日 : 2013年8月16日
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