タンガにだけ、タウに銀脈がある、という情報を流し、タウとパラストとを別々にしとめていこうと思っていたが、ところが実際に鬨の声を上げてきたのは西のパラスト側だった。
どうやら、銀脈があるという噂は既に、パラスト側にも伝わっており、更に悪いことにウォルしか知らないはずの金鉱脈の情報も既にパラスト側は把握しているようだった。
予想外の事態に、すぐに迎撃に向かったデルフィニア軍だったが、仲間の裏切りにより、国王であるウォルが捕らえられてしまった。
まさかの国王が捕らえられるという異常事態に、デルフィニア軍は、上へ下への大騒動。
それでも全員がウィルのことを助けるため、それぞれがそれぞれの場所で戦い続ける。
まさかのこの状況で最大のピンチを迎えるなんて!?
と、前作の春爛漫という雰囲気からいっぺん、かなり緊迫した状況になっています。
それでも、こういう言い方をするとあれですが、今のところ主要メンバーは誰一人としてかけていないので、どうかこのまま……と思います。
もちろん、名前のない戦士はたくさん死んでいるとは思うのですが、やっぱり名前があるのとないのとではこっちの入れ込み具合が全然違うので多めに見てくださると嬉しいなあ……とは思います。
王様の行方がわからないままこの巻は終了となりますので、続きを買ってから読んだほうがよいかもしれません。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2018年2月7日
- 読了日 : 2018年2月7日
- 本棚登録日 : 2018年2月7日
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