マスクの下に怜悧の美貌に、キツい口調……。
大の歯医者嫌いの新城穂高は、友人のススメで新しい歯医者に通うことになった。
その歯医者が前述の医師で、最初からずばずばと恐ろしいことを言い、すっかり穂高は担当医師である三和が恐ろしくなってしまった。
ところがある日、スーパーで出会ったほんわかとした、怒ることもしない男性が実は、三和であると知って、そのギャップに驚く穂高。
実は穂高が怒るのを苦手としていること、そして過去の同級生にお金をたかられていることを知り、それでも怒らない穂高に苛立ちを募らせる。
それが実は、三和に好意を抱いているのだと知った穂高は……という話でした。
藤井沢という街を舞台に起こるシリーズの第2弾。
歯医者さんと板金塗装業者の恋愛というちょっと違ったパターンの話。
穂高が三和に対してもイライラするのはわからない理由ではないけれど、素直すぎてまっすぐすぎて、ちょっと痛々しいくらいですけど、それがいいです。
普通の恋愛話が読みたい方にはオススメです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(BL)
- 感想投稿日 : 2016年3月9日
- 読了日 : 2016年3月9日
- 本棚登録日 : 2016年3月9日
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