えーっと、まず最初に、この小説はBLではありません。
……とだけ、前置きをしておこうかな。
秋津はちゃんと女の人が好きだし、話の途中に本物の「特捜司法官」が出てくるのですが、彼と何があるわけではなく、正直、かなり期待外れ。
某書店のBLコーナーで買ったから余計に。
でもまぁ、話自体はそれなりに面白かったです。
けど、あくまでも話の番外編なので、深く突っ込むような描写がなく、ちょっと残念だったかなー。
設定としてはかなりおもしろいと思うんですよね。
人間だけど、人間じゃない役だけを専門に演じていて、ちょっと合成人間の気持ちがわかる。
でも、本物の合成人間じゃないから、人間の気持ちもわかる。
そういう人間が、合成人間でもある特捜司法官と交わる――。
そうなったら、かなり面白い設定だと思ったんですが。
割とこの話はサスペンス? 推理物? 的な部分を前面に押し出しているので、なかなかそこまで突っ込んだ話ではなく。
ちょっともったいなかったなー……と、思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2011年11月11日
- 読了日 : 2011年1月6日
- 本棚登録日 : 2011年11月11日
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