えーっと、縛られないと感じない、と思っていた亘の性癖が、涼にばれて。
涼に縛られて、快感を覚えさせられるけれど、次第に、涼の行為はエスカレートしていく……
エスカレートする行為にも感じる亘だったが、いつしか、それが涼に触られるだけで感じるようになってしまう……
そんな自分に戸惑い、涼との距離を置こうとする亘だったが……
という感じの話でした。
なんていうか、後半の部分が非常に女の人の書くBLらしいなー……と思いました。
だって、愛があれば、性癖克服できちゃうんだぜ☆
なので、逆に言うと、そういう縛ったり、縛られたり的なちょっとハードなのが読みたい……という人には物足りないかもしれません。
結局は“愛”というところに落ち着いてしまうので。
まぁだからこそ、綺麗に終わってる部分もあるんだと思うんですけど、そんなに綺麗にまとめなくてもいいのになー……と、個人的には物足りない感想を抱きつつ。
これはこれで、ありだとは思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(BL)
- 感想投稿日 : 2011年11月13日
- 読了日 : 2011年1月6日
- 本棚登録日 : 2011年11月13日
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