はーい。今から、とんでもなくザクっとしたあらすじを言います。
とあるお金持ちのお坊ちゃんが、女の人を愛するのだけれど、女の人を愛するまでに弄んだ? というか、一方的に迫られ関係を持った使用人の女の人が、実は魔女で、坊ちゃんの愛した女の人は崖から飛び降りて死に、坊ちゃん自身も後を追うために崖から飛び降りたのだけれど、使用人の呪いによって彼はヴァンパイアとなって生き延びる。
けれど、再び使用人の手によって「化け物」として捕らえられ、棺の中に死ぬこともできぬまま閉じ込められてしまう。
ところが、200年後、たまたま彼を埋めた場所に工事が入り、彼は200年ぶりに棺の外に出る。
待っていた世界は、彼が棺の中に入るまでには見たことのないものが溢れ返り、彼の家は今にも没落寸前で、街を牛耳っていたのは、姿を変え、魔女となり生き続けていたかつての召使いであった……。
という感じです。
実はそこに、かつての恋人の生まれ変わりが現れていて、結局最後はその恋人が再び崖から飛び降りたところを、もう一度、彼自身も崖から飛び降りて、彼女を吸血鬼にしてハッピーエンド……でした。
一言で感想を片付けるなら。
「まあ、何てありきたりなファンタジー!」
ってところでしょうか。
まあ、監督がティム・バートンさんなので、映像がきれい。そして、相変わらずジョニー・デップはちょっとおかしな格好をしている。
そして、彼を巡る女の人はやっぱり美しい。
というわけで、抑えるべきところは抑えている映画。
きっと「ティム・バートン」&「ジョニー・デップ」と言われて、映画を見に行く人は満足させられる映画だと思います。
でも、映画の中身についてはまったく期待しちゃいけない映画だと思います。ダメなものはダメです(笑)
ティム・バートンが監督してくれて、ジョニー・デップがおかしな格好をしていてくれたら、もう文句を言ってはいけません。それだけで、この映画の価値はもう十分なんだと思います。
という訳で、吸血鬼、ジョニー・デップ、ティム・バートンってだけで私もこの評価です。
見ても損はないと思いますけど、見たら感激する! というそういうメリットはありません。
「あー……うんうん。あるある」
と、そんな感じでした。
- 感想投稿日 : 2014年8月31日
- 読了日 : 2014年8月31日
- 本棚登録日 : 2014年8月31日
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