人間の魂に纏わる話。輪廻転生とかアカシックレコードの概念が盛り込まれた世界観で魂を管理する2人の青年達を中心に短編連作の形で進んでいくストーリー。
一巻だけでは判断しかねるけれど、面白くなりそうな雰囲気はあるので期待です。
ただ、ところどころ世界観に疑問を感じました。例えば、人から人へと魂が移り変わっていくのならば、絶対数としては変わらない。むしろ、「予定外」が起こって損なわれてしまった場合は、減少していくはずなのに、実際は人間の数は増えている。それはなぜ?
魂はそもそもどうやって生まれてくるのか?
魂は五千年生きるという記述があるけれど、その魂の寿命を全うした時どうなのか?
次卷以降ではそういったことにも言及していくのでしょうか。
読書状況:読み終わった
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読了本
- 感想投稿日 : 2010年12月5日
- 読了日 : 2010年12月5日
- 本棚登録日 : 2010年12月5日
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