本書で提示されているデータが真実であるなら、原子力発電の「安全神話」は、技術の進歩ではなく広告のバラマキによって作られた砂上の楼閣だったことになる。
何兆円もの資金があったのなら、なぜ、世論を騙すのではなく、技術を革新することに投資しなかったのか?技術立国を目指すのであれば、技術そのものに人もカネも使ってほしい。
原発広告に「大本営発表」に乗せられてしまった人たちには、きちんと自己批判してほしい。
読書状況:読み終わった
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専門書
- 感想投稿日 : 2015年4月20日
- 読了日 : 2014年2月22日
- 本棚登録日 : 2013年10月15日
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