Harry Potter and the Goblet of Fire
- Bloomsbury Childrens Books (2014年9月1日発売)
本棚登録 : 111人
感想 : 7件
Harry Potter シリーズ第4作目。
このシリーズも巻を重ねるごとにシリアス度を増していき、それに比例するように分厚くなっていく笑 他の本の合間にボチボチ読み進め、約3週間で読了。
Harryたちも1巻で1年ずつ成長し、友人への嫉妬心や、恋心を巡るゴタゴタなど、色々と難しい年頃になってきた。感情のすれ違い、ちょっとした諍いの描写が多い。
構成について言えば、Portkey の使い方が見事。最初Quidditch World Cupに世界各地からの魔法使いを移送する目的で登場したPortkeyだが、終盤、Voldemortの陰謀でも重要な役割を果たす。話の流れ自体は映画を観て知っているのだが、へぇって感じ。経済的というか。
ただ、ちょっと気になる箇所もチラホラ。例えば、Triwizard Tournamentの2番目、3番目の課題ってやる人は楽しいかも知れないけど観客席から見ているだけの人にとっては退屈でしかないよね、とか、Harryのinvisibility cloakは死の秘宝な割にはMoodyには効果がないのはなぜ、とか。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
9 文学海外
- 感想投稿日 : 2020年2月29日
- 読了日 : 2020年2月28日
- 本棚登録日 : 2020年2月29日
みんなの感想をみる