アルマゲドン [DVD]

監督 : マイケル・ベイ 
出演 : ブルース・ウィリス  ベン・アフレック  リヴ・タイラー 
  • ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
3.59
  • (26)
  • (13)
  • (63)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 141
感想 : 26
2

↓貶してます。ご注意ください。















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 金曜ロードショーで視聴。
 僕でも名前を知っている「感動のSF大作」ということで期待して見始めたが、あまりにメチャクチャで本当に驚いた。観たのが金ロー編集版だということもあるかもしれないけれど、それを考慮しても随分とおかしなところが目立つ。自分の感性を疑いもしたが、視聴後ネットで評判を調べて安心した。

 まず展開がおかしいし、仮にもSF映画のはずなのに科学考証が不十分である。途中からずっとツッコミの入れっぱなし。小惑星をギリギリまで見つけられんNASAアホすぎやろとか、地球の危機にアメリカ以外の国は何もしとらんのかとか、2機のスペースシャトルをすぐ隣に並べて打ち上げるのはいくらなんでも危なすぎるとか、なんで主人公たちはこんなに呑気なんやとか、エトセトラエトセトラ。
 そういったことには一旦目を瞑るとしても、ドラマパートも今一つ。掘り下げが甘くて、「頑固親父」「親子の絆」といった記号を配置して泣かせに来ているという、取ってつけた感がある(メロドラマ)。
 唯一、冒頭のニューヨークが隕石雨により壊滅するシーンは非常に見応えがあった。ここまではワクワクしてたんだけどなぁ。

 けちょんけちょんに貶してしまって申し訳ないが、娯楽作品として既に確固たる地位を築いている作品なので許してくれるだろう(知らんけど)。僕には合わなかったというだけのことだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2023年3月21日
読了日 : 2023年3月19日
本棚登録日 : 2023年3月19日

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コメント 5件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2023/03/22

BRICOLAGEさん
アメリカ人向けのドタバタコメディでしたね。
惑星だか彗星だかが衝突する話は「妖星ゴラス」か「ロック冒険記」ですよね、、、古過ぎ?

BRICOLAGEさんのコメント
2023/03/22

猫丸(nyancomaru)さん、コメントありがとうございます!
また、いつも「いいね」を押してくださること、大変嬉しく思っています。

そうですね、
SF映画だとして観てしまったから少し期待外れだったのであって、最初からドタバタコメディと割り切ってしまうのが、この作品を楽しむには良かったかもしれません(笑)
猫丸さんが「アメリカ人向けの」と仰るのは、私もその通りだと思います。感想には書きませんでしたが、例えばミッションを任されるのが石油採掘のプロとはいえ特段エリートというわけではない作業員たちだという辺りなど、実にアメリカ的だなぁと思って観ていました。

猫丸さんが挙げておられる「妖星ゴラス」と「ロック冒険記」、パッと思い浮かばなかったので、恥ずかしながらネットで調べました。
前者は、東宝の特撮映画でしょうか。
後者は手塚治虫のSF漫画ということで、この作品を読んだかどうかハッキリとは覚えていないのですが、「鉄腕アトム」や「ブラックジャック」、「火の鳥」といった作品たちは私も好きでよく読んでいたので(小学校の図書室に全集(?)が揃っていたのです)、その頃のことを思い出したりしてとても懐かしく、また手塚治虫の漫画を読みたいと思いました。

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2023/03/22

BRICOLAGEさん
「アルマゲドン」を観たアメリカの人は、どう思ってるのかなぁ?ロシアの人も、、、窮地に陥っても頑張るのが好きな国民性なのでしょうけど。。。
東宝特撮「妖星ゴラス」も荒唐無稽さでは負けてないですが、真面目にお莫迦なところが好きです。
手塚マンガ「ロック冒険記」は、猫的には上位に位置する作品です。機会がありましたら是非!
ちょうど登録したベヌルの「エクトール・セルヴァダック」も、彗星が近づく話です!

BRICOLAGEさんのコメント
2023/03/22

猫丸さん

「アルマゲドン」でのなんとも「お茶目」なロシア人には、思わず笑ってしまいました。
終盤、小惑星からの脱出シーンで一応見せ場がありますが、故障した精密機械をスパナでガンガンぶっ叩いて直す・ロシアの宇宙ステーションは老朽化でボロボロというのは、ロシア人怒らないのか・・・?

「妖星ゴラス」、Wikipediaであらすじを読んだとき、そう言えばよく似た話を知っているなと児童書「かいけつゾロリ」シリーズのある一冊を思い出しました。
おなら自慢たちのおならによって地球に近づく隕石を吹き飛ばそうとして、それには失敗するのですが、地球の方が動いたため結果的に間一髪助かったというストーリーです(笑)
こちらは1999年発売なのですが、もしかしてオマージュでしょうか。
それはともかく、「真面目にお莫迦」というのは非常に好感が持てます(偉そうですみません)。
「ロック冒険記」、猫丸さんのオススメ本ということで俄然読む気が高まりました!
機会を見つけて、ぜひ読んでみたいと思います。
また、ご紹介いただいた「エクトール・セルヴァダック」、ヴェルヌにこんな作品もあったのですね。
この本も、見かけたら手にとってみようと思います。

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2023/03/22

BRICOLAGEさん

> 児童書「かいけつゾロリ」シリーズのある一冊を思い出しました。
素晴らしい!絶対オマージュですよ。

> 「エクトール・セルヴァダック」、ヴェルヌにこんな作品もあったのですね。
ジュブナイルとして「彗星飛行」と言うタイトルで翻訳されていたようですが、猫も未読。
カレル・ゼマンの映像作品で観たので読んでみたいと思っています。

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