1989年度文学界新人賞と芥川賞の受賞作。この年の候補作には荻野アンナや小川洋子も名を連ねている。彼女たちのその後の活躍に比べると、瀧澤美恵子はやや影が薄くなったか。もっとも、受賞当時すでに50歳になっていた。ここに収録された3つの作品は、いずれも地味ながら文学の味わいはある。選考委員達の玄人好みという感じもするが。どれもが、輝かしい人生からは限りなく遠いのだ。
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カテゴリ:
☆日本文学
- 感想投稿日 : 2013年9月23日
- 読了日 : 2012年3月15日
- 本棚登録日 : 2013年9月23日
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