黒子のバスケ 1 (ジャンプコミックス)

著者 :
  • 集英社 (2009年4月3日発売)
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感想 : 252
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主人公が「影」という珍しい設定。
キセキの世代はチートだし、バスケというより異能力バトル感があったり審判がザルだったりと思わず笑ってしまうところはあるが、それはそれで作品に個性が出ていて良い。これぞバヌケ。この世界でのNBAはどれだけのレベルなのか気になるところ。

IH:桐皇に歯が立たず惨敗し、壁にぶち当たるも、見据えるのは次回WC。悔しさをバネに厳しい練習にも食らいつく、努力を惜しまない誠凛メンバーの根性に拍手。
帝光編: キセキの世代の過去が明らかに。中学最強と言われた帝光中学校バスケットボール部。キセキの世代個々人の成長をきっかけに、徐々に亀裂が入り、やがて崩壊していくチーム。読んでいてとにかく辛かった…。
WC: 桐皇・陽泉・海常・洛山と、キセキの世代が在籍する強豪校相手に次々と勝利を収める誠凛の大躍進、痛快だった。チーム全員で勝ち取った優勝は感動もの。誠凛メンバーと一緒に号泣した。
最後の得点がリバウンドからの木吉→黒子→火神アリウープだったのも最高。光と影コンビの真髄を見た。

途中途中辛い局面はあれど、高校生の青春を見届けることができて、読後はとても爽やかな気分だった。
話の構成も上手く、最後まで確り面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年3月5日
読了日 : 2023年3月5日
本棚登録日 : 2023年2月5日

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