分からない数だけ、不安は募ります。分からないことが分かれば、そういった不安も解消出来るのでしょうけど、怖がりな僕は、秘密基地、映画、漫画、ゲーム…そういった攻撃性のない分かりやすいもので自分を囲い、攻撃してくる世の中に対して、盾を構え続けていたように思います。
人間社会の中で生きている以上、他人と付き合わずに生きることは出来ません。けれど、身の丈に合わない付き合いをすれば、身を滅ぼします。自分を守るためにも、人との距離感が大切だと思っていて、この漫画は、その距離感の心地よさを感じさせてくれました。
主人公とお姉さんの付き合いを眺めながら、子供の頃に作った秘密基地を、ふと思い出していました。続きが楽しみです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年12月13日
- 読了日 : 2020年12月13日
- 本棚登録日 : 2020年12月13日
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