<A href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047124281/houtouoperaha-22"><IMG src="http://www.h-opera.com/img/200511/2005111603.jpg" height="240" width="169"></A><BR>
リノのエアレースを描いたっつーなんともレアな設定の漫画です。<BR>
いやもう、最高に熱くていいぞ、これ!!<BR>
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開始直後のこれでハートガッチリ掴まれ過ぎ。<BR>
研三改ですよ!!<BR>
当時、格闘性能に固執する余り(工業力が低かったのも当然ある)世界レベルに大きく立ち後れていた日本の速度性能に関する航空技術。それが世界に挑む為に造り上げようとしつつも、構想だけで消えてしまった幻の機体!<BR>
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しかもエンジンがDB605だよおい!!<BR>
つーかですね。一号機であった研三のエンジンがドイツから輸入したDB601を独自にチューンしたカスタムモデルだったわけですよ、ええ。出力三割増しですよ。シャアですよ。<BR>
そしてDB605ってのはメッサーシュミットのG型に搭載されいてたエンジンなんですよ。601はE/F型にでしたよ。<BR>
くぅぅぅ、縁もゆかりもない「高性能エンジン」を持ってくるのではなく、この系譜でまた燃えるわけだ、わけさ、わけよ!!<BR>
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かっけえええええええ!!<BR>
あまりの熱さに泣いた。もう爺たちがカッコ良過ぎる!<BR>
誉ってのはあまりに複雑な設計だった為、日本の工業力と払底した人材状況ではまともに量産・整備運用が出来ず、故障が頻発した悲劇のエンジン。例外的に高い稼働率を維持して奮戦した伝説の部隊なんかも存在しているが、そこにはこの爺さんみたいな達人がいたことであろう。<BR>
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主人公も最初だけ腐ってますが、速攻で吹っ切れて熱々の馬鹿野郎になってくれる。<BR>
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ヒロインもいいツンデレ&アングルだぜ(えー<BR>
いやー、彼女のエアレースに懸ける情熱もやっぱり震えるぞハート、燃え尽きるほどヒートなんですわい。<BR>
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で、スタッフは老兵ばかりかと思いきや、なんか萌えるシスターも出てきたし(笑)<BR>
寄付した人間の名前が揃いも揃って狙ってて吹いた。<BR>
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ライバルもバカだぁぁぁぁぁ!!<BR>
フォッケウルフにB-29のエンジン積んでやがる!!<BR>
そりゃエンジン太過ぎて調整に苦労するわ(笑)<BR>
しかし実際でもベアキャットにこれ積んで飛ばしてるんだよなぁ……。スゲェよなぁ。<BR>
ちなみにこのエンジンも当時はかなりデリケートなブツで、アメリカの工業水準を以ってしても「とにかく大量に造って調子のいい奴を使う」みたいな荒技が用いられていたという。それでも頻繁に故障するんで、前線じゃ修理よりも即交換がメインの整備方法だったらしい。まぁそんなことが出来ちゃうんだからやっぱ恐ろしい工業力だ……。<BR>
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いやーもう、これはいい漫画だ。<BR>
現代の技術で徹底的にチューンされた日本機がエアレースに参戦するって妄想経験、軍オタなら結構あるんじゃないですかね! 俺はあるよ! そこに痺れる憧れる!<BR>
実在のエアレーサーも超かっこよく活躍するし、たまらんなぁ。<BR>
あ、戦闘機の知識が無い方にも余裕でお薦めしちゃいますよ。<BR>
- 感想投稿日 : 2006年3月4日
- 本棚登録日 : 2006年3月4日
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