まえがきからとても興味をひかれ、気がつくと一気に読み切ってしまいました。
第一章は筆者が交通事故を起こしたときのエピソードから始まります。私も経験があるのでそのときの気持ちを思い出し、そうそうと頷きながら読んでしまいました。
「なんてことをしてしまったんだ」「自分はこのあとどうなるのだろう」、という自己保身の気持ちがまず先にきて、落ち着いてからようやく、「申し訳なかった」という謝罪や反省の気持ちが生まれるということ。
これは誰しも心当たりのある感情の推移であると思います。筆者は、問題が起こったあといきなり謝罪や反省を促していくことによって、『本当の』つまり『自分のためではなく相手のことを思った』反省や後悔が促されないと言います。それがタイトルへとつながっていきます。
では、どのように対応していけばよいか。
その問いに対する筆者の答えがこの本に書かれています。
とても分かりやすく書かれており、子どもに対してどのように接していくかの指針になると思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
育児
- 感想投稿日 : 2021年7月10日
- 読了日 : 2021年7月10日
- 本棚登録日 : 2021年7月10日
みんなの感想をみる