エルメスの歴史が分かりやすくまとまっているし、何より竹宮恵子先生の美麗な絵が素晴らしい。
それは作られた「モノ」だけでなくて、職人さんの真摯な姿であるとか、徹底した商品管理の姿勢とか、そういったものがきちんと描き出されているからだと思う。
またエルメスが描き手に望んだことは「馬に乗れて、馬が描ける人」だったそうで、馬車の歴史とともにあったエルメスらしいエピソードもおもしろかった。
その分竹宮先生のプレッシャーは半端なかったろうなとも思いつつ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
7 芸術
- 感想投稿日 : 2012年5月14日
- 読了日 : 2012年5月14日
- 本棚登録日 : 2012年5月1日
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