エルメスの道

著者 :
  • 中央公論新社 (1997年4月1日発売)
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本棚登録 : 53
感想 : 10
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エルメスの歴史が分かりやすくまとまっているし、何より竹宮恵子先生の美麗な絵が素晴らしい。
それは作られた「モノ」だけでなくて、職人さんの真摯な姿であるとか、徹底した商品管理の姿勢とか、そういったものがきちんと描き出されているからだと思う。
またエルメスが描き手に望んだことは「馬に乗れて、馬が描ける人」だったそうで、馬車の歴史とともにあったエルメスらしいエピソードもおもしろかった。
その分竹宮先生のプレッシャーは半端なかったろうなとも思いつつ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 7 芸術
感想投稿日 : 2012年5月14日
読了日 : 2012年5月14日
本棚登録日 : 2012年5月1日

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