出世の教科書

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2013年8月2日発売)
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本棚登録 : 176
感想 : 16
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・出世する人は、最低でも10年間は膨大な量のインプットをしている。インプットのためには、とにかく聞き役に徹することだ。聞き役に徹すると、人間のいろんな本質が見えてくる。
私もサラリーマン時代には、10年間で1万人以上の人たちと仕事で対話してきた。1万人以上の人たちの話を聞いてきたと考えていい。
なぜそれができたかといえば、10年間インプットすれば、無尽蔵のアウトプットが可能になることを本で予習していたからだ。

・決断する人生は、成功もするが失敗もする。否、失敗のほうが成功よりも数の上では遥かに多い。
ところが死に際に「あの成功は俺がやった」というのと「あの失敗は俺がやった」というのでは、ほとんど差がなくなる。人生の最期において、大成功と大失敗は経験の絶対値では同じ価値だったと解釈できるのだ。
大成功を収めた師匠たちが異口同音に教えてくれたから、これは間違いない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事
感想投稿日 : 2013年10月23日
読了日 : 2013年10月23日
本棚登録日 : 2013年8月7日

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