朝食の暦史なんて思ってもみなかった本を発見したとき、驚いだと同時に、よくこんなテーマで本が書けたなあと思った。朝食に関する資料をかき集めるのは大変だったのは想像がつく。
朝食に関してその起源をたどったり、朝食の語源や名前がどう変わっていったのか、さらにさまざまな文学作品に出てくる朝食の場面を活用した著者なりの分析をしているのが印象に残る。
世界を見渡せばいろいろな朝食が見えてくる。最後の世界の朝食19のレシピがついている。洋梨と生姜のマフィン、チュロスなど。必要な材料と分量が書いてあるので自分で作ってみるのもいいし、買えるなら店で買って食べるのもいい。
朝食の歴史があるのなら、昼食の歴史、夕食の歴史、夜食の歴史も読んでみたいなあ。誰か執筆してくれないかなとふと思った。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年5月20日
- 読了日 : 2016年5月20日
- 本棚登録日 : 2016年5月20日
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