一生に一度は見てみたい 空の見つけかた事典

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  • 山と渓谷社 (2022年7月19日発売)
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物価高、旧統一教会問題、ウクライナ問題と明るい話題が見当たらない今日この頃。




空でも眺めて目の保養をしたくなる。




著者はは、南極観測越冬隊員を経て、大学で地学を教え、「空の探検家」として空の写真家として活動している。




次の3つの切り口で空の見方を紹介している。



1.毎日が楽しくなる空の見つけかた



2.ふしぎで面白い空の見つけかた



3.滅多に見られない空の見つけかた




晴れている限り見るチャンスがあるのは夕日だ。




夕日の赤い太陽は丸くなかった。上下にややつぶれている。





それにもう1つ驚いたのは、空気の澄んだ所では真っ赤な太陽を見ることがない。例に上げているのはハワイで、だいだい色のまぶしい太陽が沈んでいき、夕日を直視できないそうだ。




そんなことに今まで気づかなかったなあ。




流星は、もともと太陽の周りを回る彗星や小惑星が空間にまいたダスト、詰まりやすいゴミだった。




流星は、宇宙からダストが秒速数十キロの速さで地球大気に衝突して、蒸発するときに光るもの。




何気なく見ている空だが、1日として同じ景色ではないのだから、毎日観測すると、興味深いことに出会えそうだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年12月22日
読了日 : 2022年12月22日
本棚登録日 : 2022年12月22日

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