裏社会とのつながりが有名だった田中森一弁護士と、漫画「クロサギ」の作者、夏原武氏による対談。夏原氏は、約十年、東京のとあるテキヤ組織にいたらしい。そんなふたりが、バブルやヤクザについて語っている本。バブルについて、田中氏は、あの時代、能力のある奴ほど堕ちていったという。この見方が正しいかはわからないが、つまらない奴ばかりが生き残ったと思う。田中氏が、これから、奨学金の財団を作りたいと言っているのが意外だった。昔話としてはおもしろいが、何らかの教訓を汲めるような話もしてほしかった。
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- 感想投稿日 : 2009年11月20日
- 読了日 : 2009年11月20日
- 本棚登録日 : 2009年11月20日
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