本を守ろうとする猫の話 (小学館文庫 な 13-5)

著者 :
  • 小学館 (2022年9月6日発売)
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本棚登録 : 2582
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 題名に「本」と「猫」が入っている。しかも古書店が舞台だ。これは読まねばと思い読み始めた。作者は「神様のカルテ」(未読)を書いた夏川草介氏。

 読み始めたら、ちょっと異世界モノのようなファンタジー系でもあるような感じがした。しかしラノベではない。軽くないのだ。むしろヘヴィーな物語だと思う。 「本には力がある」というフレーズが気になる。というよりも気に入った。思うに自分は最近、あまり力のない本ばかり読んでいるような気がしてならない。
 
 また、ブクログのレビューに駄文を書き散らかしていることも反省せねば。あと巻末の「解説にかえて」は、作者の本に対する愛が感じられる。ここ必読です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学・その他一般
感想投稿日 : 2022年9月15日
読了日 : 2022年9月15日
本棚登録日 : 2022年9月15日

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