著者自身の実経験がもとになった小説。
限りなく患者目線のお医者様。
こういうお医者様が、病院にひとりはいてほしい。
医者である偉大な父への反発や想い、自身の医師としてのいろいろな葛藤などが描かれています。
とても人間っぽさがあり、医者という職業が題材になっていますが、親近感や共感があります。
又、病院に対して疑問や苦言を呈すると同時に、患者にも賢い参加する患者になってほしいというメッセージが強く心に残りました。特に「T夫人の怒り」が良かった。
続編もあるようなので読むのが楽しみ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年10月7日
- 読了日 : 2019年10月4日
- 本棚登録日 : 2019年10月7日
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