仕事の哲学 (ドラッカー名言集)

  • ダイヤモンド社 (2003年8月1日発売)
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会社の人事部長からこの本をもらい、読むことになりました。沢山の名言がありましたが、中でも心に残った言葉をメモ。
私自身が心に沁みた言葉や、部下に伝えたい言葉など、色々あった。


■成長に、最大の席にを持つ者は、本人であって組織ではない。自らと組織と成長させるためには何に集中すべきかを、自ら問わなければならない。


■問題の解決によって得られるものは、通常の状態に戻すことだけである。せいぜい、成果をあげる能力に対する妨げを取り除くだけである。成果そのものは、機会の開拓によってのみ得ることができる。


■現存する仕事はすべて正しい仕事であり、何がしかの貢献をしているはずであるとの先入観は危険である。現存する仕事はすべて間違った仕事であり、組み立て直すか、少なくとも方向づけを変えなければならないと考えるべきである。


■オーナー起業家に天才的なひらめきがあるというのは神話に過ぎない。天才的なひらめきをあてにするオーナー起業家は、ひらめきのように消えていった。


■真に厳しい上司、すなわち一流の人間をつくる上司は、部下がよくできるはずのことから考え、次にその部下が本当にそれを行うことを要求する。


■意思決定についての文献のほとんどが、事実を探せという。だが、成果をあげる者は、事実からスタートできないことを知っている。誰もが自分の意見からスタートする。


■成果をあげる者は、仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。何に時間が取られているかを明らかにすることからスタートする。次に、時間を管理すべく、時間を奪おうとする非生産的な要求を退ける。そして最後に、得られた自由な時間を大きくまとめる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年1月1日
読了日 : 2022年12月30日
本棚登録日 : 2022年12月30日

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