帰省中に再読。第3話「夜ごとの魔女」シャールの家庭教師だったセレムが、ロサンゼルスにやってくる。二人はとても仲が良かったはずだが、ある諍いがもとで今は気まずくなっているらしい。ふてくされたシャールは夜の街へ出かけ、そこで謎の美少女アリスに誘拐されてしまう。アリスはマフィアのボスの娘らしく、砂漠の一軒家にシャールを拉致監禁、ただ目的は、寂しいから遊び相手が欲しかっただけ。しかしセレムやバトラーはシャールの失踪に異常なほど警戒を強め、ジェルたちもシャールを探すが・・・。
やっと回想シーンではなく本物のセレムさんが登場!!ああ良い男だ・・・!(私は断然セレム派)沈着冷静、知的で穏やか、シャールに対してだけドS、でも過保護。黒髪長髪で民族衣装が死ぬほど似合う。切れ者だけどシャールの影に徹していて、現代風にいうなら、執事キャラ的な感じかな。
この3話でようやく、シャールの正体(アラブの石油王ではなく王族の息子で父親は時期王位継承者、母親はイギリス人女優のシェリル・ドレイク)をジェルくんが知ることになる。
10代の頃の自分はとにかくこの巻で一番泣いた記憶・・・。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
■少女マンガ系
- 感想投稿日 : 2020年1月7日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2020年1月7日
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