安岡正篤ノート

著者 :
  • 致知出版社 (2009年12月28日発売)
3.30
  • (2)
  • (9)
  • (5)
  • (1)
  • (3)
本棚登録 : 97
感想 : 9
5

【人間学とは?】
根柢としての道を学び、人間の根本を養うことが大切だ。知行合一であること。
天禀(生まれつきの才能・性質)の明徳を明らかにして、人間の進むべき道を学び、そして教える
「人間はいかに生きるべきか」「人間の使命とは何か」といった人生に対する切実な疑問を解決するための
道であったと考えられます

【人間学の学び方】
人物に学ぶ、歴史に学ぶ、そのために私淑する人物を持ち、藍読書を得なければならぬ、魂をこめて文献に接する
日々自己修養とは自助努力と自己反省。
人生の辛苦困難、喜怒哀楽、利害得失、栄枯盛衰、あらゆるものを嘗め尽くすように
体験することで知行合一の境地に持っていくことができる

【基本条件】
人間の本質的完成のために学ぶ。つまり、困難辛苦に直面した時にたじろかない、迷わない人間になるために学ぶ
自己の満足だけではなく、学んだことを通じて世の中に役立つ人間になること。

自己の自主性・自立性を練磨すること、自由を確立することであり、進んでは、それによって発達する自己を通じて
何らかのため、人のために尽くさんがためである




【リーダーの条件】
志と礼
すべての責任を自らに帰す
直観力を養成する
人間的魅力を高める

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年1月7日
読了日 : 2010年1月7日
本棚登録日 : 2010年1月7日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする