東大が滑り止めだったほどの日本中の文武両道の超エリートを集めた海軍兵学校卒業生の著者がその思い出や、江田島の教育、美学について考えを書いた本。
決して軍国主義を肯定してるわけじゃないし、江田島は教育は昔のものであるとは言っているものの、最近の教育はそれにしても何か見失っていないかということを指摘している。
なんだけど、ちょいちょい話噛み合わないなと思ったら、これ40年以上前の本ですね(笑)最近の教育ってレベルじゃなかった。でも、2013年に読んでも共感することは多いところが面白い。
江田島の教育に、本当に格好いい男ってのがどんなものか考えさせられます。生半可なエリートじゃないところにも憧れますね。
文庫の半分以上が文献資料なのには閉口しました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2013年7月13日
- 読了日 : 2013年7月13日
- 本棚登録日 : 2013年7月13日
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