「オザケンのお母さんの本」という理由だけで読んでみた。心理学者だとは露知らず。温かく柔らかい筆致、その間に垣間見える子供や社会に対する強い思い・信念にとても心を打たれた。自分も2児の父になり、子育てにも慣れてきたかなぁと思っていた矢先だったので、耳の痛い話ばかりで、まだまだ親としてのエゴを子供に向けてしまっていることを実感した。「親の影響はうたがいなく大きい。しかし子どもの生きる力は、たぶんもっと大きい。」この言葉を胸に、これから子供と真摯に、楽しく向き合っていきたいと思った。男性、女性、学生、そして自分を子供だと思っている全ての人に是非読んでみてほしい一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年5月27日
- 読了日 : 2014年5月27日
- 本棚登録日 : 2014年5月27日
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