愛読している「ライトノベル」の読者は男性の方が多い、と聞いて疑問に思ったのが読んだきっかけ。
黎明期から丁寧に振り返る内容はひとつの立派な文化史。メディアミックスがどう始まったのか、文庫レーベルの盛衰など、出版をとりまく状況なども含めとても楽しく読めた。
私が好きなジャンルはライトノベルのごく一部であり、このところ一番勢いがあるから目立っていただけらしい。なるほど。
唯一残念だったのは、新井素子さんに関する記述が数行だったこと。
私はライトノベルの始祖は新井さんだと思っているので。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2023年
- 感想投稿日 : 2023年9月21日
- 読了日 : 2023年9月20日
- 本棚登録日 : 2023年9月14日
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