ビジネスマンのための法令体質改善ブック

著者 :
  • 第一法規株式会社 (2008年11月25日発売)
3.69
  • (5)
  • (16)
  • (12)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 85
感想 : 13
4

法学部を出なかった私が、会社で金商法に触れる毎日。
そんな生活を1年と3カ月送ってきたけど、法令の読み方があまりわかっていないという危機感があり、当該書籍を読んでみました。
この文言は、こういうニュアンスがあったんだ〜っていう発見がたくさん。読んでよかった。

民法772条1項の規定である「妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と〜」に続くのは、?「みなす。」若しくは?「推定する。」のどちらでしょうかという問題がありました。
私はてっきり「みなす。」が正解だと思ったのですが、正解は「推定する。」 
婚姻中であっても「推定」なんだなあと少し笑ってしまいました。
そういえば状況によっては、民法によって強制的に「みな」されてしまっては困るケースがあるんだなぁと納得。(推定であれば、仮に奥さんが浮気などしていた場合などに、夫が、自分の子ではないと反証することができる。)

この本で得た知識で金商法を眺めたら、きっと少しは楽しくなるだろうなあと思います。
明日から仕事が楽しみだ。
よし今後もこういった法律の基礎知識をコツコツ学んでいこう。




読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2009年7月26日
読了日 : 2010年7月26日
本棚登録日 : 2009年7月26日

みんなの感想をみる

ツイートする