楽園実現か天変地異か: 2012年に何が起こるか

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  • アメーバブックス新社 (2008年5月1日発売)
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注)このビューは 2009.4.29に書きました
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2012年に何が起きるかは分かりませんが、ノストラダムスの大予言のときもそうだったように、年限を区切って何かを予言するということは、本を書く人にとってとても勇気のあることだと思います。

無難に書くとすれば20年後の世界を書けば良いのですから、この内容に書かれていること(人間が地球生命系から卒業、2010年隕石衝突)が起きるかどうか、2012年までは目が離せませんね。結局、ノストラダムスの時のように「尻切れトンボ」のようになるような気もしますが。でも、フォトンベルトは存在しないと言い切っている点は面白かったポイントでした。

更には、いわゆる肉体が滅んでも死んだことにはならず、いままでに死んだ人と、生きている人の総数で人間をカウントすべきというのは面白い考え方でした。

以下は気になったポイントです。

・人間の意識が進化することで人間は地球生命系から卒業する、卒業のための選別試験があるわけではない、あくまでも本人の意志・選択に任されている、生命エネルギーを活用するので誰でもそれができる(p11)

・フォトンベルトはない、生命エネルギーは非物質のエネルギーであり、フォトン(物質的エネルギー)ではない。更に、フォトンが宇宙空間に帯状・リング状に存在することはあり得ない、フォトンは秒速30万キロで常に走らなければならないモノである(p39)

・自分は肉体から独立して存在する、肉体はある意味、入れ物みたいなもので、自分というのは本質的には非物質の意識と言ってよいもの(p44)

・6500万年前に巨大隕石がユカタン半島に落下して、恐竜をはじめとした多くの種が絶滅した、その後に哺乳類が躍進した、これは意図的に起こされた可能性あり(p67)

・今回の人類には3つの出自がある、プレアデス星団・オリオン座三ツ星・この宇宙でない別の次元から来たグループである(p79)

・三大ピラミッド(クフ、カフラー、メンカウラー王)とナイル川の位置関係が、紀元前10500年における、オリオン座三ツ星と天の川の位置関係と完全に対応する(p80)

・人間は本来は意識なので、別に死ぬことはない、もともと生命体は非物質なので、肉体が滅んでも存続するわけである(p85)

・もともとあった本来の純粋な生命エネルギーが形を変えて、生きなければいけないという勘違いから、五欲(財・色・食・名誉・睡眠)が生まれている(p86)

・仏教では二通りの言い方をしている、無明のために輪廻する・欲とか感情といった煩悩のために輪廻する、である(p88)

・UFOは別に空間をわざわざ移動してきていない、空間移動であれば何万年もかかる、非物質次元を通って地球の周りにくるので、一瞬でくることが可能(p108)

・火星には、10億年近く前には、物質的な生命体が表面にいたので、いまでも廃墟が見られる、今では地下に非物質の生命が住んでいるらしい(p122)

・地球生命体は物質系と非物質系が明瞭に区分されているため、非常にユニークな環境(弱肉強食、死んだら終わり)という環境を生み出している(p160)

・2008年くらいから天変地異も起きはじめる、生きている人間は10~20年かけて半減する(p168)

・2010年に隕石衝突が起きる、ひとつは南太平洋のイースター島あたり、もうひとつは大西洋のフロリダ半島の南方、これにより津波・食料不足が起きる(p180)

・すべての体験は、いい悪いがなく、善悪がない、すべては非常に価値のあること(p205)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本
感想投稿日 : 2012年7月10日
読了日 : 2009年4月29日
本棚登録日 : 2012年7月10日

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