新シリーズ開幕!フェンたちの新たなる旅路
読了日:2008.03.29
分 類:長編
ページ:266P
価 格:880円
発行日:2008年1月発行
出版社:講談社ノベルス
評 定:★★+
●作品データ●
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主人公 : フェンベルク
語り口 : 3人称
ジャンル : ファンタジー
対 象 : ヤングアダルト向け
雰囲気 : 王道ファンタジー
結 末 : まあハッピーエンド
イラスト : ミギー
ブックデザイン : 熊谷 博人・釜津 典之
カバーデザイン : 斉藤 昭 (Veia)
地図製作 : 白髭 徹
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---【100字紹介】--------------------
国王の悪政が人を石に変える呪いを呼び、
民衆が死の恐怖にあえぐ国リムナンテス。
傭兵として強制的に巻き込まれたフェン・テオ・サチだが、
その敵は思わぬ者たちで…。
国を追われた元王女フェンの新たな物語第1弾。
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フェンネル大陸シリーズ、偽王伝が全7作で終わり、新たなるシリーズとして「真勇伝」として帰ってきました!偽王の次は真勇かー。一体、どんな勇者が登場するのか?
…と思ったら、またも「?」と。いや、もしかしたらあれですか?、でももしかして違いますか?みたいな。偽王伝のときも、偽王が出てくるまで何作もかかりましたからねえ。今回も、もしかしたら最後の最後で登場…だったりして?
新シリーズは、フェン・テオ・サチが港町にいるところから。これから船旅、というときに、強制的にリムナンテスの内乱に巻き込まれていきます。まあ、フェンの場合は、勝手に飛び込んでますが。仕方ないなあ、少年誌的キャラは(笑)。
リムナンテスは革命の国。革命が合法化されているというみょーな国です。そして今、この国は荒れに荒れている…。そんな国に飛び込んで、フェンたちは怒涛のような事態に巻き込まれていきます。
今回は1冊でリムナンテスの1件は終わりました。凄い、まさかあのペースで終わるとは思わなかったですよ。ちょっと都合よすぎじゃないか!?という気も、しなくもなかったですけれど、まとめちゃいましたね。意外性も随所に出しながら。(意外性を狙っている風なのが、ちょっと気にはなりましたけれども。)
そしてラストにあの人の目的が明らかに…。きっとこの目的が、シリーズを引っ張っていくに違いない、と思いつつ、次回作を待ちましょう。
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文章・描写 :★★
展開・結末 :★★+
キャラクタ :★★★
独 自 性 :★★★
読 後 感 :★★★
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菜の花の一押しキャラ…菜の花の一押しキャラ…サチ
「貴方を許します」(ベリス)
- 感想投稿日 : 2010年7月26日
- 読了日 : 2010年7月26日
- 本棚登録日 : 2010年7月26日
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