08年のサンダンス映画祭グランプリに輝くなど多くの映画賞で絶賛された社会派ヒューマン・ドラマ。シングルマザー、貧困、インディアン保留地、複数の社会問題が複雑に絡み合う。
「それ、自分勝手というもんじゃね?」というような、絶対的一元的倫理にはなり得ないけど、こういうこともありっちゃありなのかなぁと考えさせられる作品。
「お金で幸せは買えない。しかしお金で防げる不幸はある」ってよく言われるけど、使うタイミングや状況によっては納得いかない感があるじゃない。お前がいうなよ、みたいな。
ラストは塞翁が馬的だなぁ。寒々しいジャケ写がいいね。77点。
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- 感想投稿日 : 2013年3月26日
- 読了日 : 2013年3月26日
- 本棚登録日 : 2013年3月26日
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