改訂版 一番やさしい! 一番くわしい! はじめての「投資信託」入門

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  • ダイヤモンド社 (2018年9月6日発売)
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投資信託(投信、ファンド)の基礎が学べる
プロの運用家に、パッケージ化された株の運用を任せることができる。だから、運用に時間を取られることはない。しかし、株であることに変わりはないので、元本割れをすることもある。また、運用を代行してもらっているので、手数料が発生する場合がある。できるだけ手数料は避けたい。
少額投資ができることので、始めやすい投資である。分散投資の形になるので、大きな当たりはないが、大損をすることもない。長期的に利益を得ることを目的にするとよい。
投資信託には、手数料がかかる。大きくは、購入手数料、運用管理手数料、信託財産留保額(解約することによる他の投資家への迷惑料みたいなもの)である。ノーロードというのは、購入手数料がない株式のこと。特に注意が必要なのは、運用管理手数料でリターンに大きな影響がある。この運用管理手数料は、成績や保有期間によって下がっていくものもあるが、変わらないものもある。とにかく、手数料はかからないように調べておくべきである。
REIT(リート)とは不動産投資のことである。
安定的・長期的に大損をしないようにする部分と利益を狙いにいく部分とつくるコア・サテライト式をとるとよい。
スポット買いは、自分でタイミングや商品、金額を見て購入するもの。自分で選べるけれど、手間がかかる。積み立ては、細かな変更ができないけれど、手間がかからず、価格の変動に左右されない。一定の金額で、積み立てるのがよい。(ドルコスト平均法)
投資信託を購入するときは、特定口座(源泉徴収あり)をせんたくすると、確定申告の手間が省ける。
購入後は、資産の比率のリバランスを時々すること。

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感想投稿日 : 2021年8月25日
読了日 : 2021年8月25日
本棚登録日 : 2021年8月25日

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