アイデアの99% ―― 「1%のひらめき」を形にする3つの力

  • 英治出版 (2011年10月25日発売)
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感想 : 67
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思いついたアイデアに対して自分自身が覚悟ができるか、ということをずっと読者に問い続ける一冊。
これは、たくさん面白いことを思いつく人、クリエイターに向けて書かれている。
クリエイターというのは、一般的に直観的でfeelingで生きていて、整理が苦手だと認識されているが、本当のクリエイターは、きちんと整理が苦手な自分を見つめ、工夫し、頭から溢れ出るアイデアを整理していた。
私自身は、クリエイターでもないし、面白いものを生み出しているわけでもないが、整理や計画的なことが苦手だと認識していて、しかも他人の意見に耳を貸さないことが多い。それを変えたいと思っていたので、非常に参考になった。
外山滋比古先生の「思考の整理術」と類似点もあるが、こちらは、iphoneのappなどと、連動したり、snsの有効な使い方を紹介してくれているので、両方の良い所を自分で工夫して、実行すればいいのではないだろうか。

早速、アクション・メソッドを使っている。整理下手、自分の進もうとする道に不安や迷いがある人におすすめ。
たくさん、良い言葉が載っている。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス書
感想投稿日 : 2011年11月16日
読了日 : 2011年11月16日
本棚登録日 : 2011年11月16日

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