創竜伝(8)仙境のドラゴン (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1996年8月8日発売)
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感想 : 19
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番外編の5巻が入手できなかったため、飛ばして6,7,8巻読了。ますます面白くなっていきますね。なんて三国志はじめ夏王朝→殷周革命時代の資料を読みたくさせる話の運びなのか。あとでちゃんとよみます。竜堂兄弟の仲良し無双ぶりが和みます…続さんは実は案外子供っぽいんじゃないかと邪推したり、悪童どものキャッキャぶりが本当に可愛らしいし、三男坊は笑えるし頼もしいし、末っ子は実は最強だなと思わせるし、何より始兄さんの家族愛ぶりがだな…!次男が拗ねてどっか行っちゃえば迎えに行き叱るでもなく甘く諭すし、三男が無茶ぶりして弱水(詳細は本編参照)にドボンすれば浮いてこれないというのに自分も飛び込んで助けに行こうとするし、末っ子が飛行船?タイムマシン?から合戦繰り広げる地上へ落とされれば迷わず自分も飛び降りて助けに行くし、もうなにこの長男格好良い…!こういう男性を格好良いっていうのよ…!と悶えました笑。茉理ちゃん羨ましいですなあしかしカプ中のわたくしとしてはもっとお互いいちゃついてくれてもいいのよ…と思わなくもない。そしてあんだけ天使だのなんだの思わせぶりな前置きされていたのでどんだけレディLを凌ぐ傾国の美姫かとわくわくさせた小早川奈津子女史がアレとはがっかりでしたよ。中学男子並みに期待していましたというのに…もうアレはアレで充分面白いんですけども。そして9巻以降が入手できないのですがむむむむ…どうやって読もう…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年4月9日
読了日 : 2011年4月9日
本棚登録日 : 2011年4月9日

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