率直に若いと感じた。ストーリーも現実離れしていて、私は入り込めなかった。しかし、十代のころに読んでいたら、違っていただろう。この話に出てくる少年のように、どうしようもない状態から、スターへの道のりを夢を見てしまっていたのではないか。そして、どうしようもない人の心の繊細さに共鳴し、感動してしまったのではないか。そして、私が若かったならば、少年と同じようにどうしようもなく、世の中を廃れて感じようとしてしまうのではないかと、思わせる作品だった。
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- 感想投稿日 : 2006年11月12日
- 本棚登録日 : 2006年11月12日
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