感じたこと考えたことがたくさんあったのに最後の最後で全部吹っ飛んでしまった〜!夜中に読了したのもあって、ひさびさに読みながら「ひぇぇぇ〜!」と声が出ました(読んだ方ならきっとわかってくれるはず……笑)
二人の関係については、不安定な状態が続いていたものが互いの胸の内を伝え合い、自信の胸の内も理解することができたことで、落ち着きを取り戻したように思います。
サムがジェイソンにうちに抱える罪悪感や恐怖のようなものを吐露するシーンは、なんとなくそうなんたろうなも予想していたにも関わらず、予想だにしないサムの直球な言葉に気づけばポロポロ涙がこぼれました。ジェイソンが「これが最後になるかもしれない」なんて不安を煽るモノローグをするせいで、こっちは辛い展開を覚悟して読んでいたのに、まさかサムの口から弱音が出てくるなんて……サムとジェイソンが互いに愛し合っていることの安堵と、一人で抱え込んでいたサムの愛しさに胸が詰まりました。
大筋の事件については、最後に畳み掛けるように終わっていくけど、マーダーズシリーズは毎回そんな感じなので気にならなくなりました。むしろ、二人の関係が進展したことのほうが重要で、事件の結末なんてほんとにどうでもよくなっていた……笑
ただ、だからこそあのカードが怖すぎて震えました。
モニュメントもすでに購入済みなので、早速読んでいこうと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ブロマンス
- 感想投稿日 : 2021年10月31日
- 読了日 : 2021年10月31日
- 本棚登録日 : 2021年10月29日
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