満州事変から支那事変頃の最重要人物の一人である石原莞爾の思想、戦略について分析・検討した本。
日本とアメリカによる世界最終戦争が起こると予想し、その構想により満州事変を図った石原。そして対米戦の戦費はシナから得ようと構想していた。しかし抗日が激化していることを把握した石原は一転、不拡大を唱える。
その思想の変遷について詳しく解説されていて、また当時の陸軍内部の覇権争いについても書かれていて参考になった。
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- 感想投稿日 : 2020年10月24日
- 読了日 : 2020年10月24日
- 本棚登録日 : 2020年10月24日
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